中国スーパーリーグの天津権健が、クラブを率いるファビオ・カンナヴァーロ監督の退任を正式発表した。
2016年に天津権健指揮官に復帰したカンナヴァーロ氏。
中国2部リーグで苦しい戦いを強いられていた天津権健を、就任初年度でスーパーリーグ昇格を果たす。
スーパーリーグ昇格後、1年でリーグ戦を3位でフィニッシュさせるという快挙を成し遂げた。
欧州のクラブチームで辣腕を振るうことが期待されているカンナヴァーロ氏。
現時点では自身の去就について多くは語られていないものの、古巣広州恒大復帰の可能性が囁かれている。
広州恒大は、ルイス・フェリペ・スコラーリ監督の退任を発表したばかり。
次期監督について複数の噂が飛び交っているが、後任の最有力候補としてリストアップされているのがカンナヴァーロ氏であるようだ。
来季、AFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得した天津権健は、カンナヴァーロ氏の後任として、フィオレンティーナを率いていたパウロ・ソウザ氏の就任を発表している。
現役時代、イタリア代表の最終ラインを束ねバロンドール賞をも受賞した経験を持つカンナヴァーロ氏。
指揮官として欧州復帰が待たれているが、再び中国でキャリアを続けて行くこととなるか注目が集まりそうだ。