ローマ所属のMFラジャ・ナインゴラン。突如として浮上したのが中国スーパーリーグ挑戦の可能性だ。
今季よりファビオ・カンナヴァーロ監督率いる広州恒大がナインゴラン獲得に迫っているという。
広州恒大は、ローマに対し総額5000万ユーロの移籍金の支払いを約束。
ローマは、このオファーを建設的に捉えており、交渉を継続しているという。
にわかに信じられない移籍騒動だが、交渉は大詰めを迎えているとされている。だが、この動きに待ったをかけようとしているのがサポーターだ。
SNSや現地メディアで過激なコメントが多数寄せられており、ナインゴラン移籍に強く抗議。
一方で、選手の年齢を考え移籍を容認するコメントを発するサポーターの存在もあり、ローマは二分しているのが現状のようだ。
今季、ピッチ外で問題を抱えるナインゴラン。
今季終了時点で30歳を迎え、サッカー選手としてのキャリアも円熟期に差し掛かる。
ローマは、選手の売り時を逃さないクラブであることを考えれば、近年の中心選手の売却を決断する可能性も十分に考えられる。
広州恒大とローマ。注目されるナインゴランの移籍オペレーションは、本当にサッカー後進国である中国移籍でまとまることとなるのだろうか?