マンチェスター・シティ所属のFWレロイ・サネ。今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンが獲得の可能性を探ってきた。
バイエルンは、今夏の移籍市場に向けサネを獲得したことを発表した。
シティとの現行契約は2021年に満了を迎える予定にあったサネ。
シティとサネの契約延長交渉は失敗に終わり、今夏の移籍が有力視。
約2年間に渡りサネ獲得交渉を続けてきたバイエルンの粘り勝ちといったところだ。
移籍金は推定4470万ポンド、選手の活躍で最大5480万ポンドまでアップする契約だという。
バイエルンは、サネと2025年までの契約を締結。
念願のサネ獲得に成功したバイエルンのハサン・サリハミジッチSDは次のようなコメントを残した。
「 我々はレロイ・サネがFCバイエルン選手になることを喜んでいる。レロイは違いを作れる選手で自身の能力で我々のチームを強化するだろう。セルジュ・ニャブリ、キングスレイ・コマン、レロイ、我々のゲームに重要な両サイドポジションで最高レベルの選手たちを柔軟に起用できるようになった。信頼的かつ具体的な交渉をしてくれたマンチェスター・シティに感謝したい。さらに難しいコロナ状況下当初から同意席にサポートしてくれたFCB会長兼執行役員全員べヘルベルト・ハイナーに感謝の意を述べたい 」
さらに、バイエルンで取締役を務めるオリヴァー・カーン氏は次のとおりコメント。
「 我々全員がレロイ・サネをFCバイエルンのために獲得できたことを喜んでいる。選手としての彼のクオリティーは異論の余地がない。彼のスピード、テクニック能力、ゴール決定力は彼自身を絶対的なトップ選手にする。加えて彼は男として、キャラクターとしてチームに非常にあった人物だ。我々の目標はピッチ上でGK選手からFW選手まで軸を持つこと。レロイはそれの重要な基盤だ。彼との契約締結で我々はさらなるビックステップを踏み、引き続きヨーロッパ内で最先端を走れる 」
バイエルン移籍が決定したサネは、自身の移籍に際し次のとおり喜びのコメントを残した。
「 FCバイエルンはとても大きなクラブで、大きな目標を持っている。その目標は僕に合致しているよ。新しい挑戦を楽しみにしているし、チームと一緒に練習するのが待ちきれない。ハンジ・フリックはU21ドイツ代表時代から知っている。僕らに良い関係性があったんだ。FCバイエルンでできるだけ数多くのタイトルを勝ち取りたい、その中で一番はチャンピオンズリーグの頂点に立つことだ 」
バイエルンにとって、長年の夢であったサネ獲得で潤沢な攻撃陣を得ることに成功した。
来季に向け、どのようなチームを作り上げることになるか注目だ。
バイエルン・ミュンヘン
マンチェスター・シティ所属のFWレロイ・サネ獲得を発表https://t.co/wvZV4odVKE— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 3, 2020