マドリーがヨヴィッチ売却を検討へ、フランクフルトらが獲得に関心とも

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 レアル・マドリー所属のFWルカ・ヨヴィッチ。マドリーは、今夏の移籍市場でヨヴィッチ売却を検討しているようだ。
 2019年夏にフランクフルトからマドリーへ移籍金6000万ユーロで新天地を求めたヨヴィッチ。

 

 FWカリム・ベンゼマの牙城は高く、同時にジネディーヌ・ジダン前監督の信頼を勝ち取ることができず出場機会を得ることができなかった。
 またピッチ外でも多くの問題を抱えたこともあり、事実上の構想外に。

 

 2021年1月から今季終了まで、半年間のレンタル契約でフランクフルトへ復帰。
 リーグ戦で18試合に出場し4ゴールと大きな結果は残せなかったが、復調の兆しを掴みかけているのが現状。

 

 ヨヴィッチのレンタル契約には買取オプション等が付帯しておらず、シーズン終了後にマドリーに復帰することになる。
 来季からクラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の判断次第だが、ヨヴィッチは来季の構想の当落線上にいることは間違いない。

 

 一方、クラブフロントは今夏の補強資金捻出に向けヨヴィッチを売却候補にリストアップしている。
 すでにフランクフルトがヨヴィッチ買い戻しを検討しているとの報道もありドイツ復帰の可能性が噂。

 

 だが、問題がある。
 マドリーは、ヨヴィッチに推定4000万ユーロの移籍金を設定しており、フランクフルトはこの移籍金が大きくのしかかっていることは事実。

 

 財政難にあるマドリーが、ディスカウントする可能性は考えにくく、欧州全土に広げオファーを待ち続けることになりそうだ。
 なお、ヨヴィッチの去就にはフランクフルトの他にもマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどプレミアリーグの複数のクラブも獲得に関心を示しており、今後の動きに大きな注目が集まっている。

 

 

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