レスター・シティ所属のMFリヤド・マフレズ。今夏の移籍市場でローマが獲得を熱望しレスターと交渉を行ってきた。
だが、レスター側が頑として首を縦に振らず、移籍交渉は難航。
選手側も今夏にステップアップを求め、クラブ側にトランスファーリクエストを提出したもののが最終的にクラブに残留。
今季、開幕から苦しい戦いを強いられるレスターを牽引する働きを見せている。
昨年夏、そして今夏の移籍市場で多くの主力選手を売却してきたレスター。
これまでマフレズをにプライスレスの札を下げ、獲得オファーをことごとくはねのけてきた。
だが、レスターの現状にクラブは大きな方針転換を余儀なくされているのかもしれない。
現在、降格圏を争う戦いを強いられているレスター。
すでに今季はプレミアリーグ残留がノルマとされているが、クラブを率いるクレイグ・シェイクスピア監督は現スカッドでは残留は難しいと考えている。
レスターの運営法人は、タイの一流企業とはいえ補強資金は限られるのが現状。
15-16シーズンにプレミアリーグを制覇した際と現状は大きく乖離しており、現在のレスターへ移籍を志願する実力者は少ないのが現状だ。
補強マーケットで制約を受ける現状を尻目に、各セクションに実力者獲得に向け補強資金を必須としている。
現戦力で最も高値で売却することができるのは、マフレズだ。
マフレズには、未だローマからの関心が伝えられる一方で、アーセナルやトッテナムといったクラブも獲得に乗り出す準備を進めている。
レスターは、今冬の移籍市場で戦力補強を画策。
計画を断行するためには、マフレズ売却セットとされている。
マフレズがマーケットに出回ることとなれば、争奪戦は必須だろう。
プレミアリーグ制覇を知る貴重な戦力であることは間違いないが、現在のレスターにとってはマフレズ売却は切っても切り離せないというのが現状といったところだろうか?