今冬の移籍市場でトップ下のポジションに新戦力を迎え入れる準備を進めるインテル。
バルセロナ所属のMFラフィーニャ獲得に向け正式オファーを提示したようだ。
インテルは、すでに選手の代理人とも交渉を開始。同時にバルセロナへの正式オファーを提示。
補強資金に限りのあるインテルは、バルセロナに対し無償レンタルでの獲得を希望。
シーズン終了後に2000万ユーロに300万ユーロのインセンティブを加える買取オプションを付与することを提案。
インテルからオファーを受けたバルセロナは、このオファーを検討していくこととなるが、金額の引き上げを求める可能性は十分にある。
ラフィーニャは、昨年4月にグラナダ戦で右ひさ内側半月板を損傷。8ヶ月にわたる戦列離脱を余儀なくされており、どう選手のフィジカルコンディションを不安視しており、バルセロナが画策するであろう買取義務は是が非でも回避したい意向にある。
とはいえラフィーニャは中盤のあらゆるポジションを高レベルでこなすことができるポリバレント性が売りの選手。
ルチアーノ・スパレッティ監督が求める選手像に近い選手であり、前線で孤軍分とするFWマウロ・イカルディのサポート役として期待。
とはいえ、バルセロナで結果を残すことができていないラフィーニャを獲得することは懐疑的な見方が多いのも事実。
インテルは、バルセロナに対し限りなくリスクを回避したオファーを提示。
コウチーニョ獲得で中盤の選手層にさらなる厚みが増したバルセロナは、ラフィーニャの移籍を認めるなら完全移籍での取引が理想だろう。
今後、両クラブの間でどのような取引が行われていくこととなるか注目が集まりそうだ。