新監督人事に急ぐエヴァートン。新たにラファエル・ベニテス氏をリストアップし招聘に向け精力的に動いているようだ。
今季までクラブを率いたカルロ・アンチェロッティ前監督がレアル・マドリーへ新天地を求めたため、指揮官のポストが突如空席に。
後任に、ヌーノ・エスピリト・サント氏招聘が噂されたものの、交渉は進展せず去就は不透明。
一方で、エヴァートンは新たにラファエル・ベニテス氏をリストアップし交渉を進めているという。
報道によると、エヴァートンフロントとベニテス氏との間では交渉は順調に進んでおり、近日中にも正式契約締結が行われるのではないかと伝えた。
ベニテス氏は、欧州で確かな実績を残し、2021年1月まで中国スーパーリーグで指揮官を務めてきた。
中国で指導者として活動を続けていた際、ベニテス氏の家族はリヴァプール近郊に拠点を置き続けていたこともあり、エヴァートン指揮官就任は同氏にとっても魅力的な選択肢になることは間違いない。
ベニテス氏は、これまでバレンシア、リヴァプール、インテル、チェルシー、ナポリ、レアル・マドリー、ニューカッスルと数多くの名門チームを率いてきた。
指導者としての最も輝いていたのが2004年から2010年まで在籍したリヴァプールで間違いないだろう。
リヴァプールではチャンピオンズリーグ優勝を経験するなど大舞台で大きな結果を残してきた。
ただ、欧州でのキャリア終盤はクラブフロントとの確執やリーグ戦での勝負弱さが露見していたのも事実。
早期に監督人事を決定しなければならないエヴァートンだが、ベニテス氏を招聘することとなるのか注目。
エヴァートン
新監督候補にラファエル・ベニテス氏をリストアップhttps://t.co/LOttMb95YO— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 16, 2021