最終ラインに多くの負傷離脱者を抱えるバルセロナ。来夏の移籍市場で同ポジションの補強を画策しており、マンチェスター・ユナイテッド所属のDFデイリー・ブリントとラツィオ所属のDFステファン・デ・フライ両選手に興味を示しているという。
すでに、今冬の移籍市場でクラブ退団を示唆しているDFハビエル・マスチェラーノ。
今季、主力を務めてきたDFサミュエル・ウムティティを負傷で長期離脱が確定。
最終ラインの選手層に大きな問題を抱えるバルセロナは、すでにレアル・ソシエダ所属のDFイニゴ・マルティネスやパルメイラス所属のDFジュリー・ミナといった選手もリストアップしている。
イニゴ・マルティネスやジュリー・ミナには、複数のクラブが獲得に関心を示しており、争奪戦は必須。
そこで新たに浮上したのが、ブリントとデ・フライだ。
両選手共、今季終了後に現行契約が満了を迎える。ユナイテッドで出場機会の確保に苦しむブリント。
一方、ラツィオで不動のセンターバックとして活躍するデ・フライ。
両者の置かれた立場は対照的であるが、デ・フライはステップアップを、ブリントは出場機会を求めており、今季終了後にフリートランスファーで移籍を決断する可能性は高い。
なお、ブリントとユナイテッドの現行契約には1年間の延長オプションが付与されているが、ジョゼ・モウリーニョ監督の構想から外れている現状を考えると、オプション行使の可能性は限りなく低いとみられている。