バルセロナ所属のFWマルコム。昨年夏の移籍市場で獲得したばかりのマルコムを、わずか1年で放出する準備があるようだ。
バルセロナ所属のFWマルコム
今季限りでクラブ退団か?加入後わずか1年でクラブを後にする可能性濃厚へhttps://t.co/gzzxcTuHqh— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 21, 2019
ASローマ移籍直前に袖を振り、バルセロナ挑戦を決断したマルコム。
バルセロナは、4000万ユーロの移籍金を支払ったこともあり大きな期待を残したものの、リーグ戦で15試合の出場のみとポジション争いに敗退。
苦しいシーズンを過ごしたマルコムには、常に移籍が噂されてきた。
これまで移籍を示唆する具体的なコメントを残してこなったバルセロナだが、ついにマルコムを売却することを決断しているのかもしれない。
マルコムの去就に関心を示すクラブは多いものの、バルセロナが求める条件は高い。
具体的な条件は不透明だが、獲得に投資した4000万ユーロの回収に動くことは間違いなさそうだ。
熾烈を極めるマルコム争奪戦だが、現時点で具体的な動きを見せているのがボルシア・ドルトムント。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、マルコムの試合を観戦するべく何度も足を運んでいる様子。
今夏にクリスティアン・プリシッチがチェルシーへ新天地を求めることもあり、ドルトムントは代役確保に動いている。
アントワーヌ・グリーズマンへの関心が噂されるバルセロナは、補強資金捻出に向けマルコムを高値で売却を目論む。
理想は、潤沢な補強資金を持つプレミアリーグのクラブに売却を希望。
ただ、獲得に関心を示しているのがアーセナルやトッテナムと投資できる資金に限度額が設定されるクラブばかり。
フィットが難しいと噂されたウスマン・デンベレが加入2シーズン目にブレイクしたケースもあることから、マルコムの移籍を決定づけるのは時期尚早。
とはいえ、バルセロナのウイングはポジション争いが激化していることを考えると、マルコムにとって移籍を選択することが最良のプランだろう。
残すは、バルセロナが要求する高額な移籍金をドルトムント等獲得を画策するクラブが支払うことができるかどうかが最大の焦点となりそうだ。