マドリーがエスパニョールのマリオ・エルモソ買い戻しを決断か?

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 エスパニョール所属のDFマリオ・エルモソ。レアル・マドリーが今冬の移籍市場に向け獲得の可能性を探っているようだ。
 現在23歳のエルモソは、レアル・マドリー・カスティージャ出身でトップチームデビューを果たすことができず、2017年夏にエスパニョールへ完全移籍していた。

 

 エスパニョール加入後、チームの中心として活躍。
 今季もリーグ第11節を終えた時点で10試合に出場するなど好調をキープ。

 

 スペインA代表招集も経験し、セルヒオ・ラモスやジェラール・ピケの後継者としてスペイン国内で大きな期待が寄せられている。
 マドリーはエルモソをエスパニョールへ売却した際、移籍金750万ユーロの買い戻し条項を付与している。

 

 今季、セルヒオ・ラモスのパフォーマンスの低下が顕著であり、更にスカッド強化に向け最終ラインの補強に乗り出そうとしている。
 早ければ、今冬の移籍市場での獲得を目指しマドリーはエスパニョールと交渉を進めていく形となりそうだ。

 

 とはいえ、交渉は簡単には終わらない。
 今季、最高のリーグ戦を最高の形でスタートを切ったエスパニョール。

 

 リーグ第11節を終えた時点で、2位という好位置をキープ。
 堅守を司る最終ラインの中心選手の流出は、即守備力の低下に繋がることは間違いない。

 

 仮に、エルモソを売却することになったとしてもマドリーとの契約にある750万ユーロはエスパニョールが設定した移籍金の半額。
 ( エスパニョールは、移籍金を1500万ユーロ程度に設定 )

 

 すでに、アーセナル等複数のクラブがエルモソ獲得に関心を示している現状を考えると、マドリーの買い戻し条件を簡単に了承することは決断しずらいのが現状だ。

 

 今季、如実に失点数だけをカウントし続けるマドリーだが、最終ラインの補強に将来のスペイン代表の中心選手を買い戻すことができるのか注目だ。

 

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