レアル・マドリーが、現指揮官であるジネディーヌ・ジダン監督の後釜を探し始めたようだ。
今季、リーグ戦で首位バルセロナに勝ち点差19という大差をつけられ4位と低迷している。
コパ・デル・レイでも早期敗退し、主要タイトルはチャンピオンズリーグを残すのみとなった。
現スカッドの状態を考えれば、2連覇中のチャンピオンズリーグ制覇は難しいのが現状。
今季、無冠でシーズンを終えれば、慣例の監督退任という選択はやってくることとなるだろう。
そんな中、後任人事に指名されたのが好調トッテナムを支えるマウリシオ・ポチェッティーノ監督だ。
2014年からトッテナムを率いるポチェッティーノ監督は、昨季リーグ2位でフィニッシュ。
今夏に主力選手を引き抜かれたトッテナムだが、昨季の好調を継続しリーグ戦で5位と好位置をキープ。
チャンピオンズリーグではマドリーと2回対戦し負けなしと勝負強さを披露。
マドリーは、今夏にFWハリー・ケインとMFデレ・アリの引き抜きを画策しており、ポチェッティーノ監督をトッテナムから引き抜くことで、両選手の引き抜きも画策しているのかもしれない。
水面下で伝えられていたポチェッティーノ監督のマドリー指揮官就任説に対し、同氏は次のようなコメントを残した。
「 このクラブにおける私の献身はとても大きく、いつまでもここにいるつもりで働いている。しかし、サッカー界で起こることは誰にも分からないよ 」
なお、マドリーはポチェッティーノ監督の他にもドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督の引き抜きも検討しており、今後の動きに注目が集まりそうだ。