ボルシア・ドルトムント所属のFWマルコ・ロイス。早ければ、今冬の移籍市場でドルトムント退団の可能性が浮上した。
負傷を繰り返すドルトムントの中心選手であるM・ロイス。
最近はピッチから離れている時間が多く、フィジカルコンディションの維持に苦慮しているのが現状だ。
現時点でドルトムントの立ち位置は明らかになっていないものの、負傷を繰り返すエースに対し高額なオファーが届けば移籍に大きくかたむことは間違いないだろう。
市場価値が下落し続けるM・ロイスだが、未だプレミアリーグでは人気銘柄の一人として考えられている。
報道によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドがM・ロイスの去就に注目しているようだ。
特に、今季終了後にFWアレクシス・サンチェスとの現行契約が満了を迎えるアーセナルが、M・ロイス獲得を熱望。
過去幾度となく接触が伝えられたアーセナルが、A・サンチェス退団で重い腰をあげようとしているのかもしれない。
一方で、今夏の移籍市場でウイングの補強に失敗したユナイテッドが、M・ロイスを新たにリストアップしたようだ。
ユナイテッドのファーストチョイスは、レアル・マドリー所属のFWガレス・ベイルだ。
だが、現時点でマドリー側の態度は強気の姿勢。引き抜きに必要な資金は潤沢にあるものの、マドリーが要求する条件を飲み続けるかどうかは大きな疑問符が残る。
ベイル移籍でマドリーは、1億ポンドを超える移籍金や、GKダビド・デ・ヘアの譲渡を必ず求めてくるだろう。
コンディションが万全であれば、ドイツ代表常連のM・ロイスの方が安価で獲得することができる。
ドルトムントにとっても、2019年に現行契約が満了を迎えるM・ロイスを売り時と考えていてもおかしくないだろう。
昨季のDFBポカール決勝で右膝前十字靭帯を部分断裂し、復帰は2018年以降と診断されているM・ロイス。
近年負傷を繰り返す同選手にとっても、環境を変えることは良いタイミングかもしれない。
足に大きな爆弾を抱えるM・ロイスだが、かねてから噂されるプレミアリーグ挑戦を果たすこととなるのか注目が集まりそうだ。