カリウスのベジクタシュ移籍完了
2年間のレンタル契約で加入https://t.co/S108YBVZLC— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 26, 2018
リヴァプール所属のGKロリス・カリウス。今夏の移籍市場で移籍が噂されてきた。
水面下でベジクタシュと交渉を進めていたリヴァプールだが、最終的に2年間のレンタル契約という形で両クラブが合意し移籍が正式発表された。
現在25歳のカリウス。2016年なつにマインツからリヴァプールへ新天地を求めたものの、移籍初年度は負傷の影響などもあり出場機会を稼ぐことができなかった。
リヴァプールのゴールマウスは、長年ウィークポイントの一つとされ長年補強の必要性が叫ばれてきた。
カリウス獲得で、一時は落ち着くかと見られていたが、同選手がリヴァプールで見せたパフォーマンスはユルゲン・クロップ監督を納得させるものではなく、昨季のチャンピオンズリーグ決勝の舞台でこれまでの大きなツケを支払う子結果に。
今夏の移籍市場こそ正守護神候補獲得にリヴァプールは注力し、ASローマからGKアリソンを獲得。
これにより、カリウスはセカンドGKのポジションへと格下げされシモン・ミニョレとポジション争いを行うことに。
一時、ミニョレにバルセロナ移籍が噂されたものの、バルセロナの諸事情の影響もあり補強リストから外され新天地が不透明。
リヴァプール側も、ロリスとミニョレ両選手をクラブに在籍させることは選択肢になく、いずれかの選手の移籍先を探し続けていたのが現状だ。
そんな中カリウス獲得に関心を示していたのがベジクタシュだ。
当初、リヴァプールは完全取引の条件のみで交渉を進めていたが、ベジクタシュは財政の影響などもありレンタル契約での獲得を熱望。
異例の2年間の長期レンタル契約という形で両クラブは交渉で合意することとなった。
カリウスを最後まで擁護し続けたクロップ監督は、クラブの公式HPを通じて次のようなコメントを残した。
「 昨日、別れの言葉を交わした。彼は移籍を本当に楽しみにしていたし、良かったよ。彼にとって良いことだと私は思う。非常に良いGKが揃うこの時代において、彼は素晴らしGKだ。今、我々の守備が向上したことを多くの人は口にしているし、アリソンがこの3試合で素晴らしかったとはいえ、彼がまだここにいなかった時も、多くの試合で我々の守備はすでに良いものだった。その後きゴールマウスを守っていたのはロリスだ。彼は素晴らしいプレーを何度も披露していた 」
「 ベジクタシュは歴史のあるチームだ。リーグ優勝のチャンスがある。彼らは今、。素晴らしいGKをテニした・彼の移籍が決まって私は本当に嬉しいし、彼もこういう機会を得られて本当に幸せだろう 」
チャンピオンズリーグ決勝の舞台では、GKとしてあってはいけないミスを行ってしまい著しく評価を下げた。
試合後のメディカルチェックで、脳震盪を試合中に発症していたことが明らかとなり、物議を醸した。
脳震盪を抱えたまま、シーズンインを迎えることが一つ不安な点であることは間違いないが、カリウスがトルコの地で見事復活を果たすことができるのか注目が集まりそうだ。