ブラジル代表のチッチ監督、W杯準々決勝敗退も新契約締結を発表

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 ブラジルサッカー連盟が、代表チームを率いるチッチ監督と新契約を締結したことを発表した。
 契約期間は4年。2022年まで代表を率いることとなる。

 

 ロシア・ワールドカップでは、準々決勝でベルギー代表に敗退したブラジル代表。
 優勝が期待されていただけに、失意が残る大会となりチッチ監督の去就が注目されていた。

 

 周囲の期待を裏切る形でW杯を終えたブラジル代表だが、CBFはチッチ監督のこれまでの指導力やコーチングスタッフの功績を高く評価。

 

 チームに漂う良好な雰囲気などで、チッチ監督がチームを完全に掌握していることを確認。
 CBFは、チッチ監督を解任する理由はないとし、2022年に開催予定のカタール・ワールドカップまでチームの指揮を委ねることを決定した。

 

 CBF委員長のロジェリオ・カポクロ氏は、チッチ監督の続投について次の通りコメント。

 

「 代表チームを約6年間チッチ監督に預ける長期的なプロジェクト投資を決めた。我々は、長期的な計画と慎重な姿勢が、ブラジルのサッカーを我々が期待している結果に導くだろうと信じている 」

 

 なお、チッチ監督はCBFとの契約延長に際し、次の通りコメントした。

 

「 CBFは私たちに何の努力も惜しまず、支援と尊敬の環境を作り出し、仕事のために心の安らぎを与えてくれた。この( ロシアW杯の )経験は、信頼関係を確立し、次のステップに反映されるだろう 」

 

「 監督の私にとっては、大きな目標を持っているチームの新しいステージとなるだろう。CBFが私たちに素晴らしい環境を与えてくれたことを理解している。今後も継続して代表チームのために次の試合や大会に焦点を当てて、取り組み続けチア。そして、そういうことに直面することができて嬉しい 」

 

 チッチ監督は2016年6月にブラジル代表監督に就任し、26試合で20勝2敗4分という好成績を残している。

 

 

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