新監督を探すセビージャが、元レアル・マドリー指揮官のフレン・ロペテギ氏を新監督に就任することを発表した。
セビージャとロペテギ氏は、2022年までの3年契約を締結することになるという。
現役時代、レアル・マドリーやバルセロナでのプレー経験を持つロペテギ氏。
2002年に現役引退後指導者の道へと進み、主にスペイン代表の指導者として活躍。
2016年6月に復権をかけスペイン代表監督に就任し、20戦無敗の好成績を残す。
ロシア・ワールドカップでの飛躍が期待されたものの、大会開幕直前にレアル・マドリー指揮官就任を電撃発表しワールドカップ本大会前に解任されるという憂き目に。
ジネディーヌ・ジダン監督退任とクリスティアーノ・ロナウド退団のショックを引きずるマドリー復権という大きな使命を受けマドリー指揮官に就任したロペテギ氏だが、シーズン途中でチームは空中分解。
道半ばで、マドリー指揮官を解任され自由契約に。
一時、バイエルン・ミュンヘンが招聘に関心を示すなど去就が注目されていた。
そんななか、復権を目指すセビージャがロペテギ氏と接触。
今季、一時首位争いを演じるなど好成績を予感させたものの、徐々にチームは失速。
3月にパブロ・マチン監督を成績不振を理由に解任し、後任にホアキン・カパロスSDが暫定監督に就任したものの、リーグ戦を6位で終わり悲願のチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃していた。
近年、苦しい戦いを続けるセビージャ。
マドリー挑戦で評価が急落したロペテギ氏。
新体制発足で、両者の評価がどのように変化していくこととなるか注目だ。
セビージャ
フレン・ロペテギ氏の新監督就任を発表https://t.co/KhhTANOtVt pic.twitter.com/fGJn8PMbd0— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 5, 2019