フェイエノールトが、来季の監督人事について発表した。報道によると、ヤープ・スタム氏が新指揮官就任することが正式決定。
フェイエノールト
次期監督にヤープ・ステム氏就任が正式決定https://t.co/0DbIXEyllv— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 7, 2019
スタム氏とフェイエノールトの契約期間は2年間。
現指揮官であるジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト監督は、今季限りでの退任がすでに発表されていた。
現政権でKNVBカップ、16-17エールディビジ制覇を達成するなど好成績をマーク。
今季も、リーグ第24節終了時点で3位を死守している。
後任人事探しを続けていたフェイエノールトは、スタム氏と接触。
2007年に現役を引退後、マンチェスター・ユナイテッドのスカウトを経て指導者の道をスタート。
ズウォレやアヤックスの下部組織で指揮官を努めた後、2016年にレディングの指揮官に就任。
就任初年度にイングランド・チャンピオンシップで3位という成績を残すものの、プレミアリーグ昇格を実現できず。
2018年3月にクラブ退任決定の後、2018年末に古巣ズウォレ指揮官に就任。
トップリーグ初の采配となったが、エールディビジ6試合で3勝1分2敗と雲行きが怪しい結果に。
ズウォレとの契約は2020年まで残していたが、一転国内の強豪クラブであるフェイエノールトへステップアップすることが決定した。
スタム氏は、フェイエノールト指揮官就任に当たり次の通りコメントし飛躍を約束している。
「 ロッテルダムで仕事を始めることを楽しみにしている。ただ、次の数カ月はこのシーズンをより良いもの、より成功したものにするために、ズウォレのためにすべてを捧げたい 」
ファン・ブロンクホルスト監督の下で大きな成功を掴んだフェイエノールト。
現役時代輝かしいキャリアを歩むものの、指導者としての実績は少ないスタム氏就任でクラブはどのような姿に生まれ変わることとなるのか注目だ。