フィリペ・ルイス、アトレティコ退団を要求か? サブ降格で新天地を求める

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 アトレティコ・マドリー所属のDFフィリペ・ルイス。今夏の移籍市場でクラブを離れる可能性が急浮上した。
 現地時間15日に行われたUEFAスーパーカップのレアル・マドリー戦のスタートをベンチで迎えることに。

 

 昨季までであれば、絶対的主力として君臨してきたフィリペ・ルイスにとっては、予想外なことであったのかもしれない。
 タイトルをかけた大一番とはいえ、主要タイトルと肩を並べるほどの大きな大会ではない。

 

 このタイミングで、今季の結果を占うことはリスクは高いものの、フィリペ・ルイスにとってはスタメンから外れたことが大きく影響しているのかもしれない。
 すでに、クラブ側にトランスファーリクエストを提出していると噂のフィリペ・ルイス。

 

 無論、クラブ首脳陣、ディエゴ・シメオネ監督も同選手の退団は望んでいない。
 とはいえ、選手の元には複数のオファーが届いており、マーケットへ巻くまでに大きな動きがあるやもしれない。

 

 注目されるのが、パリ・サンジェルマンが用意する3年契約という選手にとって魅力的な複数年契約だ。
 仮に、フィリペ・ルイスがこの契約を受け入れることとなれば、36歳までフランスでプレーすることが確定する。

 

 33歳を迎え、クラブでリーグ優勝、チャンピオンズリーグ準優勝、ヨーロッパリーグ優勝などを経験。
 昨季のヨーロッパリーグ優勝で、アトレティコでの挑戦に区切りをおくタイミングとして考えていてもおかしくはない。

 

 ただ、時期が悪すぎる。すでにクラブは、来季の構想を固めて新シーズンも開幕する。
 忠誠を誓い続けてきた選手が起こそうとする今回の行動は、ある意味裏切りと捉えられても致し方ないところか。

 

 シメオネ監督がフィリペ・ルイスをベンチに座らせた意図はわからないが、ワールドカップ参戦組でもあり試合感の欠如、コンディション調整といった意味合いもあるかもしれない。

 

 選手側が移籍を決定する前に、シメオネ監督の胸中をどこまで汲み取り今後のキャリアの参考とすることができるか。

 

 ベテランで経験豊富な選手なだけに、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

 

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