中国スーパーリーグの広州恒大が、新監督にファビオ・カンナバーロ氏招聘を正式発表した。
今季終了後にルイス・フェリペ・スコラーリ監督の退任を発表。
リーグ7連覇の立役者となったスコラーリ監督だが、アジアの舞台で結果を残すことができず、新契約締結を決断せず。
広州恒大にとって、AFCチャンピオンズリーグ制覇は事実上のノルマ。
スコラーリ元監督はこれをクリアすることができなかったためクラブを退任。
後任を探していた広州恒大は、天津権健を復権させたカンナバーロ氏を注視。
カンナバーロ氏が天津権健の指揮官就任初年度でスーパーリーグ昇格を果たし、今季AFCアジアチャンピオンズリーグ出場権を獲得するリーグ3位でフィニッシュ。
広州恒大は、中国での経験が豊富であり、2014年から2015年の間、広州恒大を率いた実績もあるカンナバーロ氏の古巣復帰を決断。
「 話し合いの末、カンナバーロを後任とすることを決定した 」
欧州復帰が待たれるカンナバーロ氏だが、当面は中国での挑戦が続くこととなりそうだ。