ボルシア・ドルトムント所属のFWパコ・アルカセル。今冬の移籍市場でアトレティコ・マドリーへの移籍を希望しているのかもしれない。
ジエゴ・コスタが負傷離脱中のアトレティコ。
今冬に前線の補強を画策しており、ドルトムントで出場機会確保に苦しむアルカセル獲得に興味。
2018年夏にバルセロナからドルトムントへ新天地を求め、加入初年度に公式戦32試合に出場し19ゴールを記録。
大きな結果を残し完全移籍を勝ち取ったものの、以後負傷などの影響もありパフォーマンスを大きく落とす。
今季、11試合に出場し5得点を記録。
ただ、先発出場は6試合のみとルシアン・ファブル監督の構想から外れつつあるのが現状。
そんななか、クラブがザルツブルク所属のFWアーリング・ハーランド獲得を決定。
この補強により、アルカセルが控え要員へ降格されることはほぼ確実。
アルカセルの家族も母国スペイン帰国を強く望んでおり、クラブでの立場が微妙な関係にありリーガ復帰を検討しているとの報道も。
問題は、アトレティコの補強動向の方かもしれない。
すでに、パリ・サンジェルマン所属のFWエディンソン・カバーニ獲得に本腰を入れているとの報道も。
アトレティコには、サラリーキャップの問題が顕在化しており、大物選手を簡単に呼び寄せることは困難。
財政面を考えれば、アルカセル獲得の方が大きなメリットを得られる可能性はある。
ただ、ブンデスリーガで不安定な出場で思うような結果を残せていないアルカセル獲得はアトレティコにとってリスク。
カバーニが減俸を受け入れることを決断すれば、交渉は大きく進展する可能性もある。
アルカセルにとって、予断を許さない状況が続くことは間違いなが果たして。
アトレティコ・マドリー
ボルシア・ドルトムント所属のFWパコ・アルカセル獲得に動くアーリング・ハーランド獲得で状況一変の可能性もhttps://t.co/miJ2Qk5Agy
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 30, 2019