ASローマが、来季からパウロ・フォンセカ氏が新監督に就任することを発表した。
今季途中にエウゼビオ・ディ・フランチェスコ元監督を解任し、クラウディオ・ラニエリ前監督が暫定監督に就任。
新監督人事に動いていたローマは、アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督引き抜きに注力するものの、クラブとの契約延長が決定的となり監督候補を探し続けてきた。
狙いを定めていたのがシャフタール・ドネツクを率いていたフォンセカ監督。
水面下で交渉を続け、ついに正式契約を締結することとなったようだ。
フォンセカ監督就任にあたり、クラブのジェームズ・ぱロッタ会長は次の通りコメントした。
「 パウロは国際的な経験もあり、若く野心のある監督だ。勝者のメンタリティもあり、攻撃的なアイディアでファンも興奮させられる・初めて話した時から、ローマへ期待という意志を感じられた。彼の仕事ぶりに、ファンも誇りに思うはずだ 」
2016年からシャフタールを率いていたフォンセカ監督は、双方合意の上で契約を解除しローマへ新天地を求めることに。
新たな挑戦に向け、次のようなコメントを残した。
「 とても嬉しいし、このチャンスをくれたことに感謝したい。挑戦にワクワクしているし、ファンに会い、仕事を始めるのが楽しみだ。ともに何か特別なことを達成できると信じている 」
ポルトガルで指導者としてのキャリアをスタートさせたフォンセカ監督。
2013年にポルトでスーパーカップ、2016年にブラがで国内カップ戦制覇を経験。
巨額の負債を抱え主力選手を維持することに苦慮するローマ。
今夏も主力選手流出の可能性が叫ばれる中、どのような結果を残すことができるか注目だ。
ASローマ
新監督にパウロ・フォンセカ招聘を発表https://t.co/2eVh1j3rUR— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 11, 2019