ASローマ、ディバラ獲得を正式発表!3年契約で合意

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 ASローマは、昨季限りでユヴェントスを契約満了で退団したアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得を正式発表した。
 2022年6月30日にユヴェントスとの契約が満了を迎えたため、ローマはフリートランスファーでの獲得となる。

 

 ディバラをめぐっては、インテルやナポリなども獲得に動き熾烈な争奪戦が繰り広げられてきた。
 しかし、選手側が設定した高額な移籍金がネックとなり交渉は難航。

 

 最終的に、ローマが提示した推定年俸700万ユーロ(ボーナス込み)をディバラ側が了承し契約を締結することに。
 なお、ローマとディバラは、2025年までの3年契約を締結した。

 

 欧州のメガクラブ挑戦の可能性を最後まで模索していたディバラだが、近年パフォーマンスが低下し選手が要求する高額な年俸がネックとなり希望するメガクラブからのオファーが届かなかったのが現状。
 そんな苦しい状況の中、ローマがオファーを提示し、ジョゼ・モウリーニョ監督やクラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏らの説得が選手の心を動かしたようだ。

 

 ローマ加入が決定したディバラは、クラブの公式サイトを通じ次の通りコメントした。

 

「 この契約書にサインするまでの日々は、本当にたくさんの感情でいっぱいだった。ローマがどれだけ僕を欲しているかを示すスピードと決断力が、すべてを変えたんだ。そして、ジョゼ・モウリーニョ監督と一緒に仕事ができることは、とても光栄なことだ。対戦相手として、僕はいつもローマのファンが作り出すす雰囲気に感心してきた。このシャツを着て彼らに敬意を表する機会が待ちきれない 」

 

 ユヴェントス退団前は、繰り返す負傷の影響でフィジカルコンディションが不安定な状況にあった。
 出場機会が限られ、結果を残せない状況が続いたことがユヴェントスとの契約延長が破断になった要因でもある。

 

 新天地がローマに決定したことで、ディバラが得意とするポジションであるトップ下で起用されるシーンが多くなるだろう。
 本来のコンディションに戻れば、まだまだ大きなインパクトを残すことができる選手だけに、今後の活躍が期待される。

 

 

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