今季、インテルからバレンシアへレンタル契約で加入しているMFジェフレイ・コンドグビア。
インテルとバレンシアの契約には完全移籍のオプションが付与されており、バレンシアがこれを行使する味方が強くなっているようだ。
大いなる期待を得てインテルへ加入したコンドグビア。
だが、セリエAのスタイルにフィットしきれず、同時にクラブのピッチ内外での混乱に巻き込まれる形で本来のパフォーマンスを発揮することができなかった。
今季よりクラブを率いるルチアーノ・スパレッティ監督の構想外とされたコンドグビアはバレンシアへ新天地を求めた。
リーガ・エスパニョーラ復帰を果たしたコンドグビアは、バレンシアで周囲を納得させる好パフォーマンスを披露。
選手本人も、『 買取オプションを行使させ、できるだけ長くバレンシアに留まりたい 』と話している通り、スペインの地で今後も躍動し続けたいと考えているようだ。
とはいえ、ことは簡単ではない。ピーター・リム氏がクラブを買収し、復権が期待されたものの、結果を残すことができていない。
これまで大きな補強が行われていない現状を考えると、買取オプションに行使に必要な2500万ユーロ程度の移籍金は大きな投資と言える。
リーグ戦は、まだ始まったばかり。
バレンシアへ新天地を求めるため、コンドグビアはこの好調をシーズン通して維持しなければならないが。