バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ。レアル・マドリー移籍の可能性が浮上した。
ウムティティがレアル・マドリーのオファーを検討? 今夏に禁断の遺跡実現か?https://t.co/XEvL7tziws
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 12, 2018
マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミア勢から熱視線を集めるウムティティ。
バルセロナとウムティティの現行契約は2021年まで締結している。
即戦力として期待されバルセロナへ加入したウムティティは、クラブ首脳陣の期待に応え2016年に加入し、シーズン初年度から結果を残した。
近年のバルセロナの補強での成功者の一人であるウムティティだが、同選手に設定される契約解除金は6000万ユーロと安価だ。
バルセロナは契約更新に踏み切りたいところだが、FFPの規定に抵触する恐れがあるため今季中の契約更新は難しいのが現状だ。
この契約延長の裏側には、同選手が800万ユーロに近いサラリーをバルセロナ側に求めていることも、クラブを苦しめる現状にある。
このウムティティの現状を受け両マンチェスター勢が強奪を試みている一方で、争奪戦に参戦する準備を進めているのがマドリーだ。
秘めたポテンシャルを開花できずにいるラファエル・ヴァラン。今季終了後に33歳を迎えるセルヒオ・ラモス。
マドリーが抱える最終ラインの問題は、少なくなく実力者確保は必要不可欠。
バルセロナは、“ 売り ”に転じるクラブチームではないものの、昨年夏に契約解除金満額で“ 次世代のエース ”ネイマールをパリ・サンジェルマンへ売却したことから状況は一変した。
契約解除金満額を用意し、選手本人を口説き落とすことができれば、主力選手の流出を防ぎきれない状況にあることが露呈したことだ。
リーガ、そしてバルセロナで結果を残したウムティティに設定された契約解除金はリーズナブル。
昨年夏、流出を頑なに否定してきたテオ・エルナンデスをアトレティコ・マドリーから強奪したマドリー。
これまで紳士協定を遵守しながらマーケットを過ごしてきたペレス会長が、2000年にルイス・フィーゴ強奪の再来を実現させることとなるのか注目が集まりそうだ。