アーセナル、中盤の補強でニコロ・バレッラ獲得に興味?ネックは移籍金だが

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 カリアリ所属のMFニコロ・バレッラ。今夏の移籍市場でアーセナルが獲得に興味を示しているようだ。

 

 

 

 

 今夏の移籍市場で中盤の補強を目指すアーセナル。
 アーロン・ラムジーの退団が決定し、代役確保に力を入れ複数の選手をリストアップしている。

 

 そんななか、イタリア代表で活躍するバレッラ獲得に関心を示している様子。
 報道によると、アーセナルは先日行われたEURO2020予選のフィンランド戦にスカウト陣を派遣し、バレッラを視察。

 

 同試合でゴールを記録するなど、アーセナルのスカウト陣は好感触を得た様子だ。
 カリアリで好調をキープするバレッラは、今夏の移籍は既定路線と見られている。

 

 すでに、チェルシーやナポリといったクラブが獲得に関心を示しており、争奪戦は必須。
 カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長も選手の売却は概ね認めており他クラブからの関心を次の通りコメント。

 

「 1月にナポリから関心を寄せられていたのは事実だよ。チェルシーのマウリツィオ・サッリも欲しがっていた。インテルからもメッセージがあったね 」

 

 現在22歳のバレッラ獲得には、推定で3900万~4300万ポンドの移籍金が必要と報じられる中、ジュリーニ会長は『 もっとかかるかもしれないね、来年が彼の愛するカリアリの100周年記念であることを考えるとね 』と話し移籍金の高騰を予見。

 

 移籍マーケットで大きく出遅れるアーセナルにとって、最大のネックは高額な移籍金だろう。
 今夏の補強予算は、4500万ポンド程度と報じられている現状で、予算の大半を1人の選手に投資するのは高リスクだからだ。

 

 メガクラブが触手を伸ばしていないこのタイミングで、バレッラ獲得はアーセナルにとって大きなメリットがだろう。
 ただ、バレッラ獲得には現優先力の売却が必要不可欠であり補強資金確保に苦しむアーセナルにとって、やりやすい交渉ではないはず。

 

 今夏の移籍市場で中盤の補強に動くことは間違いないアーセナルだが、獲得が噂される選手は高額な移籍金が必要な選手ばかりである今後の動きに注目が集まるばかりだが。

 

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