ユヴェントス、最終ラインの補強にクリバリをリストアップ

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 ユヴェントスがナポリ所属のDFカリドゥ・クリバリ獲得に関心を示しているという。
 今季を最後にDFジョルジョ・キエッリーニが退団したことで最終ラインの補強が急務となったユヴェントス。

 

 マーケットに投資できる資金は限られているが、即戦力の補強が求められているのが現状。
 そんななか、ナポリとの契約延長交渉が停滞しているクリバリをターゲットとし動向に注視しているという。

 

 クリバリは、強靭なフィジカルを備えたい人選に絶対的な強さを発揮するセリエA屈指の実力者。
 長くナポリの最終ラインを牽引する活躍を続けており、今季も公式戦34試合に出場し3ゴール3アシストという成績を残している。

 

 ナポリとクリバリの現行契約は2023年まで。
 現在、両者は契約延長に向けた交渉を行なっているものの、クラブ側が大幅なサラリーの減額を要求していることもあり交渉は進展がみられていない。

 

 ユヴェントスは、契約更新の状況を見て交渉が不調に終わった場合、今夏の獲得に向け本腰を入れる用意がある模様。
 ただ、交渉は簡単に進まないだろう。

 

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、リーグで直接的なライバルとなるチームに主力選手を移籍させることは好まず、ユヴェントスからのオファーに徹底抗戦の構えを見せるだろう。
 最悪、現行契約満了までクリバリを留め、契約更新の可能性を探ると見られる。

 

 一方、ユヴェントスはマーケットに投資できる資金に限りがあるため、選手譲渡などで移籍金の減額を模索。
 今季、アタランタにレンタル契約でプレーしていたDFメリフ・デミラルを譲渡するオファーを用意しているという。

 

 ユヴェントスがナポリとの交渉で打開策を見出す可能性があるのは、ナポリの最終ラインの高齢化だろう。
 世代交代が必須のポジションだけに、今季アタランタで公式戦42試合に出場し大きな結果を残したデミラルをどのようにナポリが評価するかがポイントとなりそうだ。

 

 

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