アヤックス所属のMFドニー・ファン・デ・ベーク。レアル・マドリーがファン・デ・ベーク獲得に関心を示しているようだ。
レアル・マドリー
アヤックス所属のMFドニー・ファン・デ・ベーク獲得に興味https://t.co/K0rBYKp5Ls— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 3, 2019
アヤックス下部組織出身のファン・デ・ベーク。
2015年にトップチームに昇格し、昨季レギュラーに抜擢。
リーグ戦で34試合に出場し11ゴールをマークしスタメンを勝ち得ると、今季も32試合に出場し8ゴールを記録。
着実な成長をたどる若きオランダ代表MFが世界的な選手として注目されることとなったのが、現地時間4月30日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝の舞台だ。
この日に行われたCL準決勝ファーストレグのトッテナム戦で値千金の先制ゴールを記録。
ファーストレグ勝利に導いたゴールで大きく注目を集めることとなり、一躍今夏の注目銘柄にのし上がる。
すでに、中盤の補強を目指すパリ・サンジェルマンが獲得に関心を示しているなか、争奪戦にマドリーが参戦する用意を進めている様子。
今夏の移籍市場で中盤の補強を目指すマドリー。
ジネディーヌ・ジダン監督が獲得を熱望するのはマンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバだが、高額な年俸がネックとなり交渉は思うように進んでいない。
トッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセン獲得にも動いているものの、高額な移籍金がネックとなっている。
そこで新たなターゲットとされたのが、ファン・デ・ベークだ。
ファン・デ・ベーグ獲得には、推定6000万ユーロ程度の移籍金が必要。
若干22歳の選手獲得には、比較的高額な移籍金と言えるかもしれないが、ポグバやエリクセン獲得よりは安価。
メガクラブでの実績はなく、経験不足は懸念されるが大きな伸び代を残しているのがポイントだ。
現時点で、マドリーがどの程度獲得にプライオリティを置いているかどうかは不明。
だが、パリSGへ新天地を求めた場合、今後手に入れることは困難な状況となるため、本腰を入れているなら今夏の獲得がベストなタイミングだろう。
近い将来退団が噂される、ルカ・モドリッチやトニ・クロースの代役として申し分ない存在。
なにより、両選手のサブ要員として一定以上の出場機会を与え成長を促すことでスムーズな世代交代にも期待ができる。
ポグバやエリクセン獲得がマドリーにとって理想的な選択肢ではあるが、現スカッドの売却を考えればファン・デ・ベーク獲得が最良の選択なのかもしれないが果たして。
両選手のサブ要員として一定以上の出場機会を与え成長を促すことでスムーズな世代交代にも期待ができる。
ポグバやエリクセン獲得がマドリーにとって理想的な選択肢ではあるが、現スカッドの売却を考えればファン・デ・ベーク獲得が最良の選択なのかもしれないが果たして。