ASモナコ所属のMFトーマス・レマル。今冬の移籍市場でリヴァプールが獲得に注力している。
先日、伝えられたこの情報を受け、モナコ側はレマル放出阻止に向け徹底攻勢の構えを見せていたが、ここにきて状況が一変し始めているようだ。
モナコを率いるレオナルド・ジャルディム監督が、レマルの去就について次の通り言及した。
「 基本的には冬に選手を売却したりはしない。しかし、移籍市場は今月末まで開いているから、多くのことが起きる可能性がある 」
昨年夏に、キリアン・ムバッペやベルナルド・シウバといった複数の主力選手が強奪されたモナコ。
バディム・バシリエフ副会長は、シーズン中の選手退団の可能性を否定し続け他クラブを牽制するコメントを残してきた。
だが、マーケット閉幕まで残り3週間残している現タイミングで、レマル売却交渉を拒否し続けることは難しいという考えもクラブ内部にはある。
今後の交渉の行方が気になるところだが、レマルがプレミアリーグ挑戦を決断した場合、大きな動きが起こることは間違いない事実だろう。
昨年夏に、アーセナルが獲得に動き選手自身も移籍に建設的であったことを考えると尚更だ。
コウチーニョというプレーメーカー売却という決断を下したリヴァプール。
1億6000万ユーロ巨額の移籍金収益があるだけに、今後モナコと連絡を密にし接触を続けていくこととなるだろう。