アーセナル所属のFWセオ・ウォルコット。今季、アーセナルで苦しい戦いを強いられているウォルコットの去就にサウサンプトンが興味を示している。
今冬の移籍市場でDFビルヒル・ファン・ダイクをリヴァプールへ7500万ポンドの移籍金で売却したサウサンプトン。
今季の課題である得点力不足解消に向け、下部組織最高傑作一人であるウォルコットの古巣復帰を熱望しているようだ。
以前からウォルコットへの関心を隠すことがなかったサウサンプトン。
アーセナルで出場機会の確保に苦しんでいる現状に、クラブを率いるマウリシオ・ぺジェグリーの監督は同選手の補強について次のようなコメントを残している。
「 彼について話し合っている。良い選手だね。交渉を行っているかどうかは知らないが、このようなタイプの選手は多くの可能性を秘めているだろう。我々にとって簡単ではない 」
「 チームを強化してくれる選手がきてくれることを望んでいるよ。マーケットが難しい状況にあるのはわかっているが、懸命に働き続けているよ 」
ウォルコットは、今季リーグ戦でわずか５試合の出場にとどまっている。全試合が途中出場であり満足行く出場機会を得ることができていないのが間違い事実だ。
シーズンを折り返した時点で、降格圏を争うサウサンプトン。得点力の低下は如実に成績に現れており、冬のマーケットで打開するべくファン・ダイク売却益を如何にして有効活用することができるか注目が集まりそうだ。