先日、ポール・クレメント前監督を解任したスウォンジー。後任監督を探し続けるスウォンジーが、ルイス・ファン・ハール氏と接触を試みているようだ。
現在、プレミアリーグで最下位と低迷しているスウォンジー。
クラブ首脳陣は、低迷を打開するためには革命家の招聘を求めており、実績十分のファン・ハール氏に白羽の矢を立てたようだ。
しかし、スウォンジーがファン・ハール氏を招聘することは非常にタフな交渉を強いられることになる。
現地メディアでは、ファン・ハール氏が監督業復帰を受け入れる場合、ビッグタイトルを狙うことができるレベルのクラブからのオファーのみだと伝えている。
バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、オランダ代表で結果を残し続けてきたファン・ハール氏。
だが、満を辞して就任したマンチェスター・ユナイテッドでは大きなる失敗を残し現在フリーの状態にある。
破壊を得意とするファン・ハール氏。ユナイテッドでの失敗は、欧州のメジャータイトルを狙うビッグクラブが招聘に動く可能性は低い。
スウォンジーにとって、ファン・ハール氏招聘でチーム再構築というのは理想的なプランだが、ファン・ハール氏が求めるクラブ側が準備できるかどうかが疑問だ。
いずれにしても、ビッグクラブでの監督業復帰を目指すファン・ハール氏をスウォンジーが口説き落とすことは非常に難しいのが現状であり、今回伝えられた情報は憶測以上のものではないのかもしれない。