ACミラン所属のGKジャンルイジ・ドンナルンマ。先日、この夏に締結された新契約の際にモラス・ハラスメントを受けたと訴え、クラブ退団を直訴していると伝えた。
この報道について、ミランは次のような声明を発した。
「 ジージョは、クラブの財産だ。ピッチの上でも、経済的にも彼は必要不可欠な存在である。これは全て、2021年までの契約によって評価されているものであり、ドンナルンマ自身と監督、あるいはゼネラルマネージャー、ミラベッリとの常にオープンでポジティブな会話によって、強固なものとなっている 」
「 ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は先日、語ったように、ミランは今、ピッチの上のことだけに集中している。グラウンドでは、ミランのチームは、偉大なチームに戻るために、ハードワークし続けなければならない。今はメルカートの時期ではない。ピッチの上に集中する時だ 」
だが、ミランサポーターとドンナルンマの関係性は急速に冷めているのは事実。
退団報道の裏で何が起こっているかは知るよしもないが、間違いないことは代理人であるミーノ・ライオラ氏が一枚噛んでいるのだろう。
この夏、他クラブから多くの選手が破格の条件でミランに加入している。
クラブ側から更なる好条件を引き出すことが目的なのか?それとも、パリ・サンジェルマンへドンナルンマを移籍させ破格のコミッションを受け取ることを画策しているのか?
今後の動きに注目が集まりそうだ。