ビジャレアル所属のFWジェラール・モレノ。アトレティコ・マドリーがモレノ獲得に関心を示しているという。
今季、強力な攻撃陣を構築するアトレティコだが、中心選手として活躍するFWルイス・スアレスの退団が噂されているのが現状。
さらに、今冬の移籍市場でリヨンからレンタル契約で獲得するFWムサ・デンベレの完全移籍が成立するか不透明な状況。
ユヴェントスへプレーするFWアルバロ・モラタの復帰の可能性は限りなく低い。
スアレス退団となれば、攻撃陣の強化は必須で獲得候補の筆頭にビジャレアルの攻撃陣を牽引するG・モレノをリストアップ模様。
今季、ビジャレアルではリーグ戦24試合に出場し19得点を記録する活躍を披露。
ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督からの評価も高い。
アトレティコは、攻撃陣の再構築に向けG・モレノを高く評価し獲得に関心を示しているというが交渉は難航が予想されている。
要因は一つ。
ビジャレアルがG・モレノに設定する1億ユーロの契約解除金の存在だ。
ビジャレアルのフェルナンド・ロッチ会長は、選手遺留に自信を持っており価格交渉には応じない姿勢を強調し次のようなコメントを残している。
「 彼の契約解除金は1億ユーロだ。誰もやって来てほしくはない。彼は私たちにとって、とても重要な選手なのだから。もし、どこかのクラブがやって来るならば、解除金を払えばいい。それなら私たちに解決法は存在しない 」
無観客試合が続き財政面で大きな打撃を受けるアトレティコにとって、移籍金1億ユーロを支払うだけの経済的な余裕はない。
ビジャレアルとG・モレノの現行契約は2023年まで残していることから、移籍金の減額の糸口は閉ざされた元状況にあるが果たして。
アトレティコ・マドリー
ビジャレアル所属のFWジェラール・モレノ獲得を狙うhttps://t.co/YzJqb53t1X— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 6, 2021