バルセロナ所属のFWジェラール・デウロフェウ。ACミランがデウロフェウ獲得を画策しているようだ。
昨年冬の移籍市場でエヴァートンからミランへレンタル契約で加入したデウロフェウ。
シーズン後半戦で17試合に出場し4ゴールをマークする活躍が高く評価され、古巣バルセロナへ復帰。
実質的な保有権を持っていたバルセロナは、同選手の条件に付与していた1600万ユーロの移籍金を支払いエヴァートンから獲得した。
FWネイマールがチームを去り、その後釜にMFウスマン・デンベレとデウロフェウを獲得したバルセロナ。
が、デウロフェウはミランで見せたパフォーマンスを披露することができていない。
加入前に、FWリオネル・メッシが最後まで獲得に否定的な意見を持っていたことが的中した形。
デンベレが負傷離脱中ということもあり、一定の出場機会を得ているものの、同選手が復帰すれば再びベンチが定位置に。
クラブを率いるエルネスト・バルベルデ監督が、デウロフェウをどの程度評価しているかが、マーケットの手綱を握る。
バルセロナにフィットしきれていないデウロフェウだが、ミランが再び獲得に動いているとされている。
バルセロナは、デウロフェウに対し移籍金2000万ユーロの移籍金を設定。
最低交渉ラインは1600万ユーロからスタートすることは間違いないが、現ミランにバルセロナ首脳陣を口説き落とすだけの存在がいないのは間違いなく、デウロフェウ獲得に向けた交渉はバルセロナの言い値を提示するしかミランに残された道はないだろう。