アトレティコのガビ、主将を務める中心選手がカタール移籍を決断、アル・サッドと2年契約を締結

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 アトレティコ・マドリー所属のMFガビ。安全移籍でカタール・スターズリーグのアル・サッドへ完全移籍で加入することが正式決定した。
 契約期間は2年間。1年間の延長オプションが付与されることになるという。

 

 現地時間2日、ガビがドーハ空港に到着し、メディカルチェックをクリア。
 その後、契約書にサインし交渉が完了したという。

 

 ガビは、アル・サッド加入に対して次の通りコメントを残した。

 

「 深く考えて、カタールでプレーする決定を下した。スペインで長い期間、プレーしてきたからね。新しいクラブでの新しい経験を楽しみにしているよ。素晴らしいものになると確信している 」

 

 現在34歳のガビ。アトレティコの下部組織出身選手で、1シーズンレンタル契約でヘタフェへレンタル契約で移籍し、その後サラゴサへ完全移籍で4シーズン過ごした。

 

 2011年夏にアトレティコへ復帰後、キャプテンを務めチームを統率し続けてきた。
 近年のアトレティコの好調は、ディエゴ・シメオネ監督の手腕によるものとされているが、ピッチ上で統率力を発揮するガビの存在は大きなものであることは言うまでもなかった。

 

 だが、年齢を考えると、トップレベルでプレーすることが困難な状況に追い込まれているのかもしれない。
 アル・サッドには、スペイン代表の先輩であるMFシャビ・エルナンデスが在籍しており、チームにフィットするのにはさほど時間を要しないだろう。

 問題は、アトレティコの方だ。今夏、ベテラン選手を大量放出し続けている。
 代役確保は、必須であり複数の選手を物色していることは間違いないが、果たして理想通りの選手を獲得することができるのか注目が集まるだおる。

 

 

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