元ブラジル代表MFカカが現役引退を表明した。
「 現役生活について真剣に考え、冷静に決断を下す時間が必要だった。僕の家族や兄弟、恋人など親しい人たちにも相談した。ヨーロッパにも行って数試合観戦し、ポテンシャル溢れるサッカーを見て感動した。そして真剣に考えた結果、プロ選手としてのキャリアを終える決断に至った 」
カカは、自身の今後のキャリアを指導者として歩んでいくことを示唆した。
「 新たなステージが始まる。別の役割でサッカー界に関わっていけるように準備している。今後は選手としてではなく、監督やスポーツ・ディレクター、クラブと選手をつなぐような仕事で、クラブに関わって行きたい。古巣のミランからはすでにオファーを受け取っている。これからは勉強を重ねて、準備をしていきたい 」
現役自体、クラブそして個人として獲得できるタイトルを数多く獲得し、ミランの黄金期を支えるパフォーマンスを披露。
自身最後のキャリアにアメリカMLSのオーランド・シティでプレー。
オーランド・シティとの契約を満了した時点で、現役引退を示唆するコメントを残していたが、その後キャリア継続に向け水面下で動いていた。
カカの元には、複数のクラブからオファーが届いていたようだが、古巣ミラン側がフロント入閣の打診をしており、カカがこのオファーを受け入れる形となったようだ。