マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督。
今季苦しい戦いが続くユナイテッドがスールシャール監督の解任を検討しているようだ。
2019年3月にユナイテッド指揮官に就任したスールシャール監督。
クラブ立て直しの立役者として期待されたものの、今季成績不振が問題視されている。
今夏の移籍市場で指揮官が求める戦力補強が行えなかったことも低迷の要因の一つとも考えられるが、有するスカッドはリーグ戦で優勝争いは繰り広げておきたいところ。
ただ、今季リーグ戦で5勝1分3敗で暫定9位と苦しい戦いを強いられているのが現状。
チャンピオンズリーグ出場権確保できる4位との勝ち点差は“ 2 ”で上位進出の可能性も残されているが、勝負弱さや試合内容に大きな批判が高まっておりスールシャール監督解任の可能性も再浮上。
スールシャール監督の後任はトーマス・トゥヘル監督?
スールシャール監督解任の声が高まる一方で、クラブは水面下で後任人事招聘に向け動いているかもしれない。
報道によると、パリ・サンジェルマンを率いるトーマス・トゥヘル監督を後任監督候補にリストアップしているとのこと。
昨季、パリSGをチャンピオンズリーグ準優勝に導いた指揮官を高く評価するユナイテッド。
未だチーム運営に迷走を続けるなど経験不足を隠すことができないスールシャール監督の後任に経験豊富なトゥヘル監督は理想的な人材と考えられるかもしれない。
トゥヘル監督招聘に向けたハードルは意外と低い?
トゥヘル監督に関心を示すユナイテッドだが、パリSGを率いている現状を考えれば招聘に向けたハードルは高いように考えられる。
ただ、パリSGのレオナルドSDは、すでにトゥヘル監督の手腕に満足していない。
両者の関係性は修復不可能な状況にあるのが現状で、パリSGはトゥヘル監督更迭を検討しているとの噂も。
一方のトゥヘル監督も、首脳陣の動きに満足いていない。
要因は、今夏の戦力補強にまで遡る。
昨季躍進の立役者、DFチアゴ・シウバ、FWエリック・マキシム・シュポ=モティング両選手の慰留に失敗したのはクラブにとって大きなダメージ。
両選手の代役確保に動かなかったのも心証を悪くした結果に。
経営陣もトゥヘル監督とレオナルドSDの関係修復に動いておらず、更迭のタイミングを見定めている模様。
そんな現状を抱えるトゥヘル監督をユナイテッドが招聘するハードルは意外と高くないのかもしれない。
残すはタイミングだけと言った感じもするが果たして。
マンチェスター・ユナイテッド
オーレ・グンナー・スールシャール監督解任を再び検討後任にパリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督招聘ともhttps://t.co/T9Xyj5etnf
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 5, 2020