今冬の移籍市場でアーセナルから退団が噂されているFWオリヴィエ・ジルー。
一時は、ボルシア・ドルトムント所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤンとのトレードでドイツ行きが噂されてたジルーだが、ここにきて交渉が難航。
一説によるとドルトムントがジルーの譲渡を拒否したとされており、移籍交渉が難航しているのが現状だ。
そんなジルーに目をつけたのがチェルシーだ。
この冬に、チェルシーはFWアルバロ・モラタとのターンオーバーをこなせる本格派FWの獲得を目指している。
アンディ・キャロルやピーター・クラウチ、フェルナンド・ジョレンテ、エディン・ジェコといった面々の補強が噂されたチェルシーだが、いずれも不発に終わり苦しいマーケットを過ごしている。
そんな中、ドルトムント移籍交渉が具体化していないジルーに触手を伸ばしつつあるという。
ジルーは、今季リーグ戦で15試合に出場しているものの、先発出場は1試合のみと完全に余剰戦力状態。
今季終了後に開催されるロシア・ワールドカップのフランス代表メンバー入りを目指しているジルーにとって、出場機会の確保は必須。
モラタとの激しいポジション争いが待ち受けるチェルシー移籍を決断するかどうか不透明な状況であるが、アーセナルでの現状よりは好転する可能性もある。
ジルーは、自身のコンディションの状態が万全であれば、後半戦全試合出場を目指しており、チェルシーで暫定的な出場機会という微妙な立場を受け入れることとなるのか注目が集まりそうだ。