アーセナル所属のFWオリヴィエ・ジルー。チェルシーがジルー獲得でアーセナルと基本合意に達したようだ。
今冬の移籍市場でアルバロ・モラタの控えを務める本格派CFの補強を目指すチェルシー。
これまで、アンディ・キャロルやピーター・クラウチ、アシュリー・バーンズ等をピックアップし獲得に向け交渉を続けてきた。
中でも、ローマ所属のFWエディン・ジェコ獲得に大きく近づいたが、最終的にローマとの交渉は決裂。
トッテナム所属のFWフェルナンド・ジョレンテにターゲットを絞り交渉を進めていた。
CF補強に注力するチェルシーだが、トッテナムとの移籍交渉に手応えはなくマーケット閉幕を迎えるかと見られていた。
だが、マーケット閉幕直前に交渉は大きく動く。
ボルシア・ドルトムントがFWミヒー・バチュアイ獲得に本腰を入れ今季終了までのレンタル契約での獲得で合意に近づいている点だ。
バチュアイ獲得が内定すれば、ドルトムントはFWピエール=エメリク・オーバメヤン売却に動くこととなる。
オーバメヤン獲得に注力しているのがアーセナルであり、同選手獲得が成立すればジルーをクラブに残留させる必要はなくなる。
イングランドとドイツでFWの玉突き人事が発生することとなり、ジルーのチェルシー移籍が内定することに。
チェルシーは、アーセナルに対し1800万ポンドの移籍金を支払うことになる。
マーケット閉幕まで残り数時間。チェルシーは、コンテ監督が求めてきたCF獲得を実現させることができるのか注目だ。