ローマ所属のFWエディン・ジェコとDFエメルソン・パルミエリ。チェルシーが両選手獲得を求めている。
モンチSDが、チェルシーからのオファーを認め両選手売却に近づいていることを認めた。
今冬の移籍市場でストライカーの補強を狙うチェルシー。これまでピーター・クラウチやアンディ・キャロル等をリストアップしてきたチェルシー。
両選手の交渉は不調に終わり、ジェコにターゲットを変更していた。
近年のローマを支えるエースストライカーであるジェコをシーズン途中で売却することはリスクが高いが、モンチSDは放出を許可し次のようなコメントを残している。
「 ローマは解体されたわけじゃない。もし選手を売却すれば、新たな選手を獲得することは明らかだ。我々には、会社として届いたオファーを聞く義務がある 」
チェルシーが、ジェコとエメルソン獲得に用意した移籍金は5000万ユーロに1000万ユーロのインセンティブを加えた総額6000万ユーロ。
ローマは、この取引にFWミチー・バチュアイの譲渡を求めていたが、これは実現することがなかった様子。
冬のマーケットも、残された時間は1週間程度。このタイミングでエースストライカーを失うことは大きな痛手となるが、モンチSDを筆頭としたクラブ首脳陣は残りの時間をどのように過ごすこととなるのか注目が集まりそうだ。