エディン・ジェコ、インテル移籍が白紙に?

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 ASローマ所属のFWエディン・ジェコ。今夏の移籍市場でインテル移籍が噂されているが、この移籍交渉が白紙に戻される可能性が浮上した。
 すでに、ローマとインテルの間でクラブ間合意することが決定している。

 

 ジェコのインテル移籍は目前かとみられた中で、インテルからローマへ譲渡される予定の選手がクラブ退団を拒否。
 この動きを受け、シュテーゲン移籍交渉は一旦白紙に戻される可能性が急浮上した。

 

 ローマとインテルは、移籍金1000万ユーロに下部組織に所属するエドアルド・ヴェルガーニを譲渡する契約で合意。
 だが、ヴェルガーニがローマへ移籍することを拒否しているという。

 

 拒否の理由は定かではない。若干18歳の選手に、所属先の変化は環境も大きく変わることとなるため、それに嫌悪感を感じているのかもしれない。
 ただ、インテルの姿勢にもやや疑問が残る。

 

 U-19イタリア代表としてプレーし、2018年に開催されたU-17欧州選手権で得点王に輝くパフォーマンスを披露したヴェルガーニ。
 将来性は申し分なく、トップチームに昇格させても不思議ではないほどの選手だと考えて良いだろう。

 

 現在33歳で伸び代が残されていないジェコとの取引で、譲渡する選手ではないような気もするが。
 セリエA伝統の考え方であるため、これは致し方ないのかもしれない。

 

 個人的には、トップチームに帯同させ将来性を期待しチームで育成していく方針の方が良い気もする。
 ただ難点は、軸となるCFの存在がいない点か?

 

 マンチェスター・ユナイテッド所属のFWロメル・ルカク獲得交渉を進めているインテル。
 この交渉を良い結果で終えることができれば、ヴェルガーニ育成プランも見えてくるだけに、今後の動きが注目だ。

 

 

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