パリ・サンジェルマン所属のFWエディンソン・カバーニ。カバーニに移籍の可能性を浮上した。
事の発端は、リーグ・アン第6節のリヨン戦で勃発したFWネイマールとPKやFKのキッカーを巡り、口論を繰り広げた事だ。
パリSGにとって、両選手の共存はビッグイヤー獲得に向け必須の選手である。
しかし、ネイマールがクラブ内のヒエラルキーを崩壊させる言動を繰り返しているのが現状で、チーム内に暗雲が漂っている。
昨季、チームの中心選手として活躍したカバーニ。
元来、中心選手として起用される事で、本来のパフォーマンスを披露する選手であることを考えると、現在のパリSGはカバーニにとって理想的な場所ではないのかもしれない。
仮に、今季終了後にカバーニがパリSG退団を決断した場合、多くのビッグクラブが獲得に向け動くこととなるだろう。
すでにチェルシーがカバーに獲得に乗り出したことが伝えられている。
先日、FWジエゴ・コスタのアトレティコ・マドリー復帰が確定し、アントニオ・コンテ監督が前線の補強を画策していることもあり、カバーニが補強リストへリストアップされたという。
カバーニ、そしてネイマールの間で大きな確執が生まれた現状を危惧したダニエウ・アウヴェスが、関係修復に向け食事会を開催。
一応、両者ともこの食事会に出席したようだが、どこまで関係を改善できたが不明。
パリSG加入以来、王様として振る舞おうとしているネイマール。
FWズラタン・イブラヒモヴィッチの陰に隠れ、苦しいシーズンを過ごし、同選手退団でチームの絶対的エースとして君臨し続けてきたカバーニ。
昨季、パリSGはカバーニのチームとなりつつあり、今季本領発揮が噂されていた。
今年4月に2020年までの新契約にサインしたばかりであるが、果たして噂される通り、今季終了後に新天地を求めることとなるのだろうか?