今冬の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドからウェストハムへレンタル契約でプレーするMFジェシー・リンガード。
好調をキープするリンガードの去就にアーセナルが関心を示しているという。
ユナイテッド下部組織出身の生え抜き選手であるリンガードもすでに28歳。
ユナイテッドのスタメンが固まりつつある現状において、ウェストハムとのレンタル契約終了後にクラブへ復帰可能かどうか不透明な状況だ。
そんなリンガードの去就に中盤の補強を求めているアーセナルが関心を寄せているという。
今冬の移籍市場でユナイテッドからウェストハムへ新天地を求めたリンガードは、ここまでリーグ戦8試合に出場して6得点を挙げるなど得点力が開花。
イングランド代表にも復帰を果たし、今季終了後に行われるEURO2020本大会出場にも大きな期待が寄せられている。
アーセナルは、今冬にリンガードがユナイテッド退団の際、獲得に動いていたがリーグ戦で上位を争うクラブへの選手譲渡をユナイテッド側が嫌ったため、交渉は破断。
最終的にウェストハムへ新天地を求めたが、アーセナルは獲得を諦めてはいなかったようだ。
一方で、今冬以降のリンガードの活躍を高く評価するウェストハムは、同選手の完全移籍を希望しているという。
ユナイテッドとウェストハムの現行契約には買取オプションは設定されておらず、今後ユナイテッドと直接交渉が必要になる。
アーセナルは、この交渉にわって入り強奪を画策しているようだ。
ユナイテッドとリンガードの現行契約は2022年まで。
今冬のタイミングで選手の契約に付帯していた1年間の延長オプションを行使したためだ。
リンガード獲得に必要な移籍金は1000万ポンド程度。
ウェストハムでの活躍で市場価値が急増したとの報道もあるだけに、獲得に向けタフな交渉を強いられることは間違いなさそうだが果たして。
アーセナル
今季マンチェスター・ユナイテッドからウェストハムへレンタル契約で加入するMFジェシー・リンガードの去就に注目https://t.co/393M3eeZIm— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 12, 2021