エヴァートンがルーニー売却を検討へ、新天地は中国が最有力

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 エヴァートン所属のFWウェイン・ルーニー。昨年夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから古巣復帰を果たしたルーニーに、退団の可能性が報じられた。

 

 エヴァートンは、FWロメル・ルカクをユナイテッドへ売却し、入れ替わる形でルーニーを獲得した。
 年間20ゴール前後を約束してくれたルカクとは異なり、近年はゲームを組み立てるポジションに新境地を見出しプレーするルーニー。

 

 今季、公式戦で39試合に出場し11ゴール3アシストをマークする活躍を披露し、リーグ戦においては10ゴールを決めるなどしチーム得点王に輝いている。

 

 だが、クラブフロントはルーニーのパフォーマンスに満足していない。
 32歳という年齢を考慮しても長期間にわたる活躍を見込めることはできないため、今季終了後の売却を検討しているという。

 

 ルーニーがマーケットへ投じられることとなれば、必然的に中国や中東のクラブが争奪戦を演じるだろう。
 エヴァートンにとって、ルーニーを市場価値以上の価格で売却できることは大きなメリットであり、その資金を用いチーム強化を断行できる。

 

 欧州での実績は申し分ないルーニー。市場価値以上のオファーが届くことは必然であり、ルーニーを事実上の構想外と位置付けているエヴァートンにとって、この夏のマーケットは慌ただしいものとなりそうだ。

 

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