パリ・サンジェルマン所属のMFハビエル・パストーレ。今冬の移籍市場でインテルがパストーレ獲得に関心を示しているようだ。
今季、インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、トップ下のポジションにMFジョアン・マリオやMFマルセロ・ブロゾヴィッチを起用。
だが、両選手ともにスパレッティ監督を満足させるパフォーマンスを披露することができていないのが現状だ。
好調な形でシーズンインを果たしたインテル。ジョアン・マリオやブロゾヴィッチの覚醒を待つという選択肢もあるが、早急な名門復活を目指しているインテルにとって、悠長な時間がないのは明らかだ。
そこで浮上したのが、パリSGで出場機会が限られているパストーレの獲得だ。
セリエAでプレー経験があるアルゼンチン代表MFは、インテルのヴァルテル・サバティーニSDがどう選手を高く評価しており、冬のマーケットで獲得の可能性を探っている。
パストーレの保有権を持つパリSGは、この夏にFWネイマールやFWキリアン・ムバッペ等を獲得し前線は余剰戦力であふれている。
同時に、UEFAのファイナンシャルフェアプレーを考慮すれば、今冬に主力級選手を5~6人程度売却しなければならいとされている。
インテルがパストーレ獲得にどの程度の移籍金を用意することができるか注目が集まるが、この夏に大きな動きを見せなかっただけに、冬に大きな金額を投資する可能性は除外できないと考えるのだが。