今夏の人気銘柄のハーランド、ドルトムントは破格の移籍金を設定へ

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 ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ハーランド。
 今夏の移籍市場で複数のビッグクラブから関心を集めるハーランドだが、クラブは同選手を今夏に売却する場合の移籍金を新たに設定したようだ。

 

 報道によると、ドルトムントは今夏の移籍市場でハーランドの移籍金を推定1億8000万ユーロに設定したと伝えた。
 2020年冬にザルツブルクからドルトムントへ新天地を求めたハーランド。

 

 ここまで1年余りで公式戦49試合に出場し49ゴールをマークするなどドルトムントの攻撃陣を牽引する活躍を披露。
 ドルトムントとハーランドの現行契約には、2022年に7500万ユーロの移籍金で契約解除条項が付帯している。

 

 今回、ドルトムントが巨額の移籍金を設定したことは、今夏にハーランド獲得に関心を示す複数のクラブに対し“ 非売品 ”であることを強調する宣言ととって良いだろう。
 現時点でハーランド獲得に関心を示しているのは、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、レアル・マドリー、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブばかり。

 

 選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏も、今夏に10クラブがハーランドの去就に関心を示していることも明らかに。
 ドルトムンは、今季深刻な低迷と巨額の財政難が噂されている。

 

 来季、チャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、今夏に主力選手売却の必要に迫られると噂されている。
 そんななかで、ハーランドに対する巨額の移籍金設定は、今夏に獲得を目論むクラブへの大きな牽制になると考えるのが妥当なのかもしれない。

 

 

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