チームの2大エースと契約延長を果たすべく尽力を続けるバルセロナ。
今夏の移籍市場で移籍が噂されたFWリオネル・メッシ、MFアンドレス・イニエスタ両選手と契約延長を実現すべく、クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が奔走している。
バルトメウ会長は、両選手との契約延長に関して『 年内にも正式サインされる 』と表明した。
すでに2021年までの契約延長でプレ契約を締結しているメッシに関しては、契約の詳細を詰める作業が行われているのが現状。
問題はイニエスタだ。バルトメウ会長はイニエスタに対し生涯契約を用意して新契約締結に自身を持っているようだが、この夏に勃発したクラブとの少なくない摩擦を如何にして解決していくか大きな問題だ。
イニエスタ本人は、『 ここでタイトルを獲得したい 』と残留への強い思いがあると示唆したものの、クラブ首脳陣に懐疑的な意志を持っている同選手をいかにして説得することができるかが焦点となりそうだ。
なおバルトメウ会長は、イニエスタとの契約延長に関して次のように動いていくことを主張した。
「 イニエスタとの契約は特別なもの。詳しいことは個人的な内容だからあかせないが、主に彼の代理人であるラモン・ソストレス氏との話し合いに時間がかかっている 」
「 イニエスタは我々だけでなく、サポーターにとっても重要な存在。彼が引退したいと思える時に引退できるような契約を考えている 」
一時、ユヴェントスがイニエスタ獲得に動くなど、その去就が注目されてきた。
報道通り、イニエスタはバルセロナと新契約を締結する事になるのか注目が集まりそうだ。