シメオネ監督がグリーズマン売却を示唆

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 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、クラブの中心選手であるFWアントワーヌ・グリーズマン売却の可能性を示唆した。

 

 早ければ、今冬の移籍市場で売却される可能性があるという。
 以前から複数のビッグクラブが獲得の可能性を探っていたと噂されるグリーズマン。

 

 バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドの両クラブが獲得を熱望している。
 今夏の移籍市場でアトレティコ退団が噂されたグリーズマン。

 

 だが、クラブが戦力補強禁止処分を言い渡されていたため、クラブ残留を決断。
 その後も移籍は避けることができないとされており、一度は基本合意に達したユナイテッドへの移籍が既定路線とみられてきた。

 

 しかし、今回の報道によると、今冬の移籍市場でグリーズマンがアトレティコを去る可能性があるとシメオネ監督が示唆。

 

「 ジエゴ・コスタやアルダ・トゥランと同じように、グリーズマンもクラブをさる可能性がある 」

 

 これまで絶対的エースとして君臨してきたグリーズマンだが、今季開幕戦から低調なパフォーマンスに終始。
 契約解除金が2億ユーロに設定されているが、これも今季終了後に1億ユーロへ減額される。

 

 ゴールから見放されたグリーズマン。ゴール欠乏症が長期間続くことは考えにくく大幅な市場価値の下落は考えにくい。
 ロシア・ワールドカップで活躍すれば、高額な移籍金収益が望める可能性はあるものの、1億ユーロに設定された契約解除金がネックとなるだけに。

 

 売却が既定路線のグリーズマン。わずか半年で1億ユーロ減額され、同時に今冬にD・コスタ等複数の選手が加入予定であることを考えると、今冬が売却の最高のタイミングと考えているのかもしれない。

 

 なお、グリーズマンの去就にはユナイテッドやバルセロナの他にも、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリーが獲得に動く可能性が伝えられている。

 

 果たして、グリーズマンは今後どのようなキャリアを歩むこととなるのだろうか?

 

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