ピッチから離れているカッサーノ、戦列復帰に向け古巣パルマと交渉へ

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 元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ。2017年7月にヴェローナと契約を締結したものの、モチベーションを理由に退団。
 カッサーノの、サッカー選手としてのキャリアは終わったものと見られてきた。

 

 選手自身も、ヴェローナ退団後、一度は現役からの引退を表明したもの、それをも撤回。
 改めて現役続行を示唆し、新たな所属先を模索し続けているのが現状だ。

 

 気まぐれな性格が仇となり、公式戦では実に2年以上もピッチから遠ざかっており、かつてのパフォーマンスを取り戻すことができるのか疑問視されている。

 

 だが、今回伝えられた情報によると、カッサーノは古巣パルマへの勧誘を目指し自ら売り込みをかけているようだ。
 そして、この動きにパルマ首脳陣も建設的に検討しており、2年ぶりの戦列復帰が目前に迫っている様子。

 

 とはいえ、“ 悪童 ”カッサーノもすでに36歳。
 いつまでも自分のわがままで周囲を混乱させる年齢は過ぎ去ったはずだ。

 

 パルマが入団を歓迎してくれた場合、カッサーノにとってキャリアで最後の所属クラブとなるだろう。

 

 これまで所属してきたクラブで、少なからず問題を抱えてきたカッサーノだが、財政破綻を乗り越えセリエAの舞台に舞い戻ってきたパルマに恩返しをすることができるのだろうか?

 

 

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