レアル・マドリーがローマ所属のGKアリソン獲得に関心を示しているようだ。
マドリーの正守護神の主軸として起用することに難を否めない感があるが、マーケットに出回るであろうGKの人選を考えれば、妥協の産物といっても言い過ぎではないだろう。
特に、今冬の移籍市場でアスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ獲得で基本合意に達していたものの、ジダン監督がこれを拒否。
ケイラー・ナバス、キコ・カシージャスに大きすぎる信頼を置いており、新戦力の獲得は必要ないとフロントへ宣言。
そのアリサバラガは、クラブとの現行契約を更新し、推定9800万ユーロ程度の契約解除金が設定されたと言われている
正守護神の獲得を模索するマドリーはローマとブラジル代表で正守護神を務めるアリソンを新ターゲットとして交渉に当たるとみられている。
マドリーのゴールマウスを守るのは、スペイン人選手であることはクラブが掲げる最低限のノルマだ。
イケル・カシージャスがFCポルトへ新天地を求めて以後、スペイン人選手がスタメンでゴールマウスを守っていないが現状。
フロレンティーノ・ペレス会長は、未だにマンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘアの去就に注目し、冬に強奪が失敗したアリサバラガ獲得に動くこととなるだおる。
だが、ここ数年両選手のいずれかの移籍交渉が新天地してたところで、ジダン監督が横槍を入れ全ての交渉を破談に終わらせてたき。
スカッドに大きな手を加えようとしないジダン監督。
采配そのものも指摘され、練習方法にも古典的なスタイルであることをクラブフロントは思わしく思っていない。
現時点では断言できないが、ジダン監督は今季終了後にクラブを退任する可能性が噂されている。
ジダン監督が2年半の間でクラブにもたらしたタイトルは多い。それもチャンピオンズリーグ連覇という偉業を引き下げて交渉の席にあたることとなるのは間違いないだろう。
だが、ペレス会長はジダン監督の解任をすでに決断しているとされており、ジダン監督が退任することとなれば、新監督最有力候補とされるトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督をリストアップしていると言われており、ジダン退任のダメージを少なくする動くは起こしている。
ローマで一皮向けた感のあるアリソンだが、マドリーというメガクラブに挑戦する準備ができているかどうか?周囲からのプレッシャーに耐えることができるか?
周囲の雑音をシャットアウトすることで飛躍できる可能性はのされている。
たらればの話ではあるが、この冬にペレス会長を筆頭とする首脳陣が最低でもアリサバラガを手中に収めておく必要があったのではないかと考えるのであるが。