バイエルン・ミュンヘン所属のFWロベルト・レヴァンドフスキ。
今夏の移籍市場でストライカーの補強を画策するアーセナルが、レヴァンドフスキ獲得に興味を示しているようだ。
先日、バイエルンでの生活に不満を口にし、移籍の可能性を示唆したレヴァンドフスキ。
この火消しに即座に動いたのが、選手の代理人を務めるマイク・バルテル氏だ。
だが、この動きは焼け石に水。
移籍を志願したレヴァンドフスキには、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミ勢が獲得に名乗りを上げた。
そんななか、この夏に新ストライカーの補強を画策するアーセナルが、レヴァンドフスキ争奪戦に参戦を画策。
リヨン所属のFWアレクサンドル・ラカゼットやASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ獲得に動いているものの、高騰する移籍金の中、獲得熱は徐々にトーンダウン。
あくまでアーセナルの本命はラカゼットやムバッペだが、高いポテンシャルを有する両選手獲得交渉は難航を極める可能性が高い。
ラカゼットはアトレティコ・マドリーへ、ムバッペはレアル・マドリーへの移籍が秒読み灯されている。
複数の選手をリストアップしているアーセナルだが、いずれの選手獲得もタフな交渉が強いられることは間違いない。
この夏に、FWアレクシス・サンチェスやFWオリヴィエ・ジルーに退団が噂されており、是が非でもワールドクラスのストライカーを欲しているアーセナル。
バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督やクラブの対応などに大きな不満を持つレヴァンドフスキに対し、如何に魅力的なプロジェクトを提案することができるかが最大の焦点か?
とはいえ、獲得には巨額の移籍金が必要となる。
サンチェス、そしてジルーを売却した利益をレヴァンドフスキ獲得に充当することができれば、なんとか交渉を推し進めることはできるかもしれない。
唯一懸念しされるのは、今季アーセナルがチャンピオンズリーグ出場権を有していないことかもしれない。