ガラタサライ所属のMFウェズレイ・スナイデル。今夏の移籍市場で去就が注目されるスナイデル獲得に向けサンプドリアが精力的な動きを見せている。
2013年冬にインテルを退団しトルコへ新天地を求めたスナイデル。
限界説が囁かれながらのガラタサライ加入であったが、同クラブでオランダ代表に返り咲くなど圧巻のパフォーマンスを披露。
ガラタサライとの現行契約は2018年まで残されているが、クラブはこの夏にスナイデルの売却を検討している。
この夏に、大型補強が噂されるサンプドリア。
すでにスナイデル側と接触しイタリア・ローマで移籍交渉が行なっている。
この会談で交渉は順調に進み、近日中にも合意に向け最終調整が行われるとの噂も。
だが、スナイデルの去就には来季よりアメリカMLSへ参戦するロサンゼルスFCが獲得に動いている。
ロサンゼルスFCは獲得に向けガラタサライと接触を行なっており、内容は明らかにされていないものの具体的な交渉が進展しているとも。
スナイデルもMLS挑戦を決断したともされており、2018年1月からロサンゼルスFCに加入するとも。
獲得交渉が後手に回るサンプドリアは、スナイデルをフリートランスファーで獲得することを望んでおり、選手側に対しガラタサライとの契約を解除するよう求めている。
スナイデルのイタリア復帰を決定づける最大の障害は金銭面だ。
ガラタサライはスナイデルに対し500万ユーロのサラリーを支払っている。
仮にスナイデルがサンプドリアに加入することとなれば、大幅減俸を受け入れる必要が。
ロシア・ワールドカップ出場に意欲を燃やすスナイデル。
ワールドカップイヤーとなる今季、どのクラブチームで新シーズンを迎えるか?
これが、移籍を決定する大きな要因となるだろう。